私たちの声
~ひきこもり整体師のひとりごと~
令和5年3月第17回
自己紹介:楠永洋介
小学校3~4年を不登校、次いで中学校1年2学期~2年生を不登校、義務教育期間中は正味5年程しか登校していません。定時制高校を卒業後、進学、卒業を拒否して祖父の遺したお金でネットスクールや、ワークショップ、FXなどを経験してお金を溶かしました。なんやかんやあって結婚後、2人の子供を授かる。現在、農業、整体業、塾講師等で生計を立てる。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?ひきこもり整体師です。今月も日記をそのまま載せる事をご了承下さい。まあひきこもり状態は無くなっても、生きづら状態は無くならなかったりしますから。マイノリティ故の辛さもあるかと思いますが、昨今よく聞く「多様性」という言葉もマジョリティと統合するための旗印に見えるとなんだか嫌な気持ちになります。今月もよろしくお願いいたします。
内省と外游、因果とその善し悪しを決めるモノ
2023/01/25
先月のひとりごとは日記形式だったがまあオチが弱いなあと頭を抱えてしまいましたが、まあ日記とはそんなものですよね。ただ今使っているアプリのドキュメントが反応があまり良くなく、やっぱりクラウドではなかったり、あまり込み込んでいない、テキストでサクサクと書き残さないと中々量がこなせないと思い今LINEにこれを書いている。そんな反応の良さ、アクセスの良さを突き詰めると、物理的なメモ帳に軍配が上がるのだけど、いい加減失せ物常習犯である僕にそんな過ぎたるものを渡しても意味は無いだろうし、ストレス要因が増えるだけだろうと、夜食のラーメンを啜りながら思う。
2023/01/29
名古屋での登壇を終えてその経験を知人に話し、内省をしていた。最近、「内省の極地に外游あり、外游の極地に内省あり」という概念を知り、身につまされていた。ひきこもりに限らずあらゆる物事に於いて大事な思考だと思う。内省にて未知を観るのは難しく、また外游にて既知を観るのもまた難しい。そして、未知と出会った時、いかに意味から離れていけるかがその深みに身を落として行くための重要な要素であると思う。コスパを重視される世や、人間に於いてそれはこの上ない難事でかつ、非常に回りくどいもの、あるいは全く意味の無いものに思えるだろうが、その先に本当の内省、あるいは外游が生じると経験している。意味で論じるなら火起こしは要らない。終着を決めてから始めるのなら、死より他はないということであろう。
意味わからんが。
2023/02/06
名古屋での振り返り、最近の自分のテーマとして「意味から離れる」というのが大きなテーマとしてある。ある課題に取り組む時、道理や理屈によってその解決を見ようとする事は多い。自分にも思い当たる所がある。しかしこれには大きな落とし穴があり、この取り組み方の前提としてその課題が「現在自分のもつポテンシャルにおいて解決可能な課題」である必要がある。では自分が逆立ちしても解決不可能な課題にはどう臨むのか、現在それに対する体系的な答えを聞いたことがない。ひとつ、もうその課題は諦めるというのもその解だと思う。がどうしても逃げられない場合はあると思う。そういう時に自分が大事にするのは「意味から離れる」ということである。「今現在の自分からすっかり変わる時は今現在の自分の理解できる範囲をはみ出す」事は想像に難くないのでこれは納得できる。ある課題にぶつかった時、ある程度は変化が必要になる。やり方なのか、アプローチなのか、それとも自分自身なのか。
2023/02/07
これからの時代恐らく身体と精神の乖離はより進んでいくだろうなと思う。今日の今まで、上記のような事やある悩みのタネで頭がいっぱいだった。それに気づきもしない程、先程ある方に整体を行っていたが、こんなにも奥深い世界が(といっても僕はそのほんの浅瀬を覗き込んだ程度だと思う)人の近くにあるのか誰もが驚くかもしれない。これからの時代だからこそ、僕のようなアプローチで身体を観る人が居ても良いよね?と思いたくなる。
今月のまとめ
またよくわからない文章を掲載します。ご容赦。ただただ人生は続きます。この日記も続きます。本当にひとりごとになってきました。誰か一人でもこの感覚に共鳴する方が居られたら、是非僕の整体研究室に来てもらいたいですね。それより他に表現出来得ない事でもあります。
来月は「ひきこもりと結界」みたいな事が掲載されるかと思います。引きが強いか弱いかもよくわからないですが、まあゴトゴトやります。今月もありがとうございました。
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